学校が嫌いだった子どもの頃の話

私は公立の小学校に入った時に

 

-なんてところに来てしまったんだ!-

 

と感じた。

 

嫌なことをする人がだいたい現れるし、

いじめられることもあったし、

 

高学年になると

他の人同士のいざこざやいじめや

いろいろあった。

 

なんか、もう

とにかく悪意が強いなと思ったのだ。

 

 

 

幼稚園と違って、

私にとって安心できない場所だった。

 

 

 

嫌な気持ちを抱えながらも

小学生•中学生はやり過ごしていた。

 

 

小学生の頃、母が

 

「学校って普通は楽しいものやのに、学校が嫌いなんて変わってるわ。大人は働くの大変なのよ」

 

と言っていて、

 

 

 

自分の感覚は普通じゃないのか、

変わってるんや…

しかも、

 

大人になると大変なのか…今もしんどいのに?

 

どんだけ絶望させてくんねん

 

と思った。

 

 

でもこの意見だけは

受け入れられなかったのだ。

 

 

「いや、学校は行ってもお金は稼げないけれど、社会に出て仕事をしたらお金は稼げるんやから、学校よりは嫌じゃないと思う!」

 

と子どもながらに

現金だけど(昔からお金を稼ぎたい思いが強かった)

 

そんなことを考えていた。

 

 

あの頃の私には

「これは本当にそうだよ!!!」

 

と強く言いたい!

 

 

(義務教育の)学校は選べない。

働く職場は選べる余地がある!

 

この違いは大きいなと思う…

 

 

令和の時代は、

いろんな選択肢があるからまだ生きやすくなっていっているんだろうかな?と感じる。

 

 

私の子どもの頃は

救われなくて、忍耐しかなかった(笑)

 

 

なんで

忍耐していたのかというと、

 

「一般家庭」「普通の家」という

世間体を守るためだったと思う。

 

 

そうしないと

母が発狂するだろうなと感じ取った結果

 

我慢に我慢を重ねて

 

独自の世界に現実逃避しながら(インターネットも発達していない時代だったのもあり、本の世界が私の半分を占めていた)

 

生きていたなぁーと思う。

 

最近も学校の夢をみて、

目が覚めた時に心から安堵した。

 

 

「あ、もう過去だ!よかったー」って。